2016 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年2015年も皆様方に格別の御厚情を賜りましたことに厚く御礼申し上げますと共に、新年のご挨拶を兼ね、2016年の弊社方針を簡単にご紹介させていただきます。

 

 

【新たな領域でのコンサルテーションニーズへの対応】

 

昨年はプロジェクトマネジメントの枠組みが確実に変わりつつあることを強く実感する年となりました。

弊社は2013年の設立当初より、組織や人材の「トランスフォーメーション(変革)」実現のご支援をキーワードに様々な企業様の変革の試みに携わらせていただいておりますが、昨年は特に、プログラムマネジメント・オフィスの運営、組織におけるビジネスアナリシス機能の確立支援、アーキテクト組織とオペレーションの確立支援、組織へのアジャイルオペレーションの啓蒙といった領域でのコンサルテーションやトレーニング・コーチングによるご支援が活動実績の多くを占めました。

また、ITマネジメントを担当する情報システム部門の役割やそれが提供する付加価値をビジネスアナリシスを活用し改革・高度化したい、といったご相談も複数いただきました。

 

これらのことからも、従来ご依頼の多かった変革活動の実行フェーズでのQCDを目的とするデリバリー活動を中心としたプロジェクトマネジメント領域単独の活動から「ビジネス価値をどう実現していくか」という変革活動が本来目指す”原点”にあらためて向き合い取り組まれようとされている企業様が増えつつあることがうかがえます。

 

こうした領域におけるご依頼は今後一層増えると予想されますが、今年も高いレベルのアウトプットでそのニーズにお応えして参ります。

 

【人材育成事業への新たな取り組み】

 

併せまして今年は、人材育成事業にもより力を入れて参りたいと考えております。

プログラムマネジメント、ビジネスアナリシス、ビジネス・ITアーキテクト及びアジャイルの高度資格を全て保有し先端領域においても実務経験を持つスペシャリストが研修を直接担当させていただくのが、弊社の高品質なサービスを支えるスタイルです。

各専門知識を相互の関連の中で正しく理解し、それを実務に活かせるスキルとコンピテンシーを持つ人材が企業様の中で確実に力を発揮されますよう、その育成のご支援に取り組んで参ります。

 

【バウンダリーオブジェクトとしての役割の拡大】

 

弊社ならではのIasa、IIBA®、PMI®などのグローバルな専門コミュニティとのつながりをベースに、昨年は海外カンファレンスでのスピーカー招聘などもお受けして参りました。今年もバウンダリーオブジェクトとしての役割をしっかりと果たし、知恵と知識が交差する場を皆様にご紹介して参れればと考えております。また、海外と国内の接点としての役割も引き続き果たして参ります。

 

弊社は グローバルな時代における変化の先頭に立ち続け、企業様の変革ご支援のリーディングカンパニーを目指し、2016年も尽力して参ります。

 

 

引き続き皆様方のご用命ならびにご指導を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 

 

株式会社クリエビジョン代表取締役 

塩田 宏冶